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今月の歌

キッチンへ行きかねる陽射し熱帯夜の体育館の程になきこと

いそぎんちとゃくのごときジャスミンしとしとと三角コーナーで甘く匂えり

骨と花ともにして捨てなにかしらほろ苦きもの突きあげてくる

ふり向けば散髪した子が模試結果持ちて立ちおり 濡れた手を拭く

おとこなら泣くなと育ちずんぐりと顎関節も育ちてきたり

ある日には巴里かとおもう街並みの巴里は知らねどこの窓が好き

近づきて遠のける山は若き日の標のようだと言うに至らず

ひとつぶの安定剤を服みしのち薄日を帯びた吾がほんもの

水に浸す牛蒡のように小一時間眠りしのちの髪をゆわえる

ここまでとして閉じるだろう『山鳩集』おまけのような朝くるなら

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テーマ : 自作短歌
ジャンル : 小説・文学

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