スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

今月の歌

男らのシャツベランダに干されつつ「わからないんだ」とひとりが言いぬ

すれ違いに子の捨てて行く「チェッ」のごとく踝あたりに跳ね返る雨

赤い葉の下に真みどり立てる秋 子もがんばっているんだけどな

だいじょうぶだいじょうぶって子に言いて日暮れの淡さにふたり泣きにき

そのうちに思い出となること言わず母の老いたる十月つごもり

十月の海は傷つけずまだ乾ききらないものを撫でながら去る

海杭の最果てに見ゆあるだろう勝ち負けのない空の一枚

くどくどと言うなと夫がぐい呑みを下げてしまいぬ 洗ってしまいぬ

疲れ果てた男の寝顔なでるごと風のたまりに秋桜咲けり

静夜なり ダウンライトの残像が月から星の瞬きとなる

スポンサーサイト

テーマ : 自作短歌
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

秋日和

こちらはぴっかぴかの秋日和です。

今月の歌はどれもいいですね。
明日香さんのお歌は、まとめて読んだ方が心に沁みます。

特に2、4、5、7、8が好きです。
4と8は、特に特に好きです。
なんだか幸せな気分です。

ただいまーです

お久しぶりです。

明日香さん、お体の具合はいかがですか?

先日やっとPCが自宅にやってきまして、数か月離れていたネット世界に
また帰ってきたところです(笑)

とりあえず、そのご挨拶だけ…と思っていたのですが、
短歌。やっぱりすごい。

ぞわっとしました。
子供を題材にして、甘くならない芯のある歌は憧れです。
素敵です。

今までの記事や短歌も、ゆっくりめくらせていただこうと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いします!

こんばんは

梅田さんへ

いつもありがとうございます。
4の歌は、突拍子もなく昔のことが思い出されたことを歌にしたわけですが、人生には、何度となく同じようなシチュエーションが繰り返されているのだなあと思って、回想した一首です。
今月は沢山の歌を選んでくださって光栄です。
私はこんな風にぶつける歌しか詠めないけれど、それしかできないのだから背伸びせずこれでいくしかないと今実感しています。
こうして読んでくださる方が居るから、続けていけるのだなと思います。
読んでくださる方々が、私のカウンセラーだと思います!


おかえりなさい

いさなさんへ

 やっと!!!
夕べ、久しぶりにいさなさんの「まぐまぐ」届きましたよ^^
ぁぁ、復活できたんだ!と嬉しく思いました。
ゆっくりボチボチ・・・・って私も思います。
無理せずに、我慢せずに、楽にいきましょ~~
私は混乱の最中にはなかなか歌が詠めず、というかそういうときにはロクな歌が詠めないので、思い切って休止します。
休み休みしながらですね。

拙歌を読んでくださってありがとう!
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
最新記事
メールフォーム
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
プロフィール

西野明日香

Author:西野明日香
ようこそいらっしゃいました!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。