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「神の翼」より気になる一首

嵯峨直樹さんの第一歌集「神の翼」より気になる一首。

その1

欠けているものがあるんだ霧雨と海の交わる場所のかなしさ


「霧雨と海の交わる場所」ただの雨ではなくて、霧雨なんだね。
その場所というと、地平線なのだろうか。
地平線と言えば、太陽が顔を出し、そして沈む場所。
「欠けているもの」とは、朝陽であり夕陽なのだろうか。

登りきった太陽はその眩しさに思わず目を背けてしまいそうだけど、この場所にある太陽は、海の風景を一層際立たせる存在として、人の心を魅了する。
そういう存在感が、今の私には欠けていて、どうしてもその方向でこの歌を読んでしまいます。

また違う人が読めば、違う感性で読むのだろう。

「共感」って不思議なもので、私に映るこの歌は作者の思いとは別のものかもしれないけれど、読む主人公である私にとっては、作者と共感できた気になっている。

それにしても、悲しさとか寂しさとかそういうものを感じさせる歌ではあるけど、何か少しだけ明るい点が見えるような気のするこの歌には救いがある気がした。
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