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三月二十七日

瞼越しの薄い光に目ざめたる髪の先から花の匂える

母と吾おなじ匂いがしたはずのおそらくちがう今を生きなむ

増えつづける枝葉のごとき少年の問いに応えて鉄橋わたる

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テーマ : 自作短歌
ジャンル : 小説・文学

三月

病気の子産みしおまえの母は恥と言われて子はあの街捨てにき

いつか海に辿り着く道横切ってあなたの場所は山裾にある

西日射す君の殻なる六畳のドアにこぶしの形(かた)も捺されて

からっ風に自転車漕げばまなこから溢るるものあり叫びたくあり

朝の光に声轟けば浪人は寝ぐせのままにぬうと出で来ぬ

校名にふくらみをもつ封受くる子は局員に何度も礼して

今年五度目の書き止め配達局員は円顔だったと今更知りし

静かなるくじらの如くうつぶせて『今日から俺は』の二巻に子は入る(いる)

大きお世話くちにしかけてのほほんと陽の射す桃を匂いていたり

浪人でありし子の日々は吾もまた浪人に在りし四角い部屋に



テーマ : 自作短歌
ジャンル : 小説・文学

三月三日

いつか海にたどり着く道横切ってわたしの場所は山裾にある

山と山かさなるところに朱が入りてこれからひとつ謝りにいく

テーマ : 自作短歌
ジャンル : 小説・文学

差し替えたいけどできないのだから慎重に・・・・・

日輪に溶けだす雲さえ愛おしい 輝くものは影をつくりぬ

          ↓

日輪に溶けだす雲に音もなく輝くものは影をつくりぬ




粉雪の舞い上がり舞う儚さの夕べを超ゆる足のしびれて

          ↓

粉雪の舞い上がりまた落ちてゆく夕べを超ゆる足のしびれて


と改作したのだけれど、もう既に出詠してしまったのよね・・・・・・(泣)


テーマ : 自作短歌
ジャンル : 小説・文学

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