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今日の歌

茹でたての卵の殻をむくときに綿紗に拭う沐浴おもう

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テーマ : 自作短歌
ジャンル : 小説・文学

今日の歌

帰り来て夫がベルトを外す音、荷を引く馬の鈴音のごとし

白米をかきこむ夫の傍らに子の手が伸びて肉をひき去る




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今日の歌

翼もつマンタのような雲がゆくその爪痕に木々は根差せり

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今日の歌

たしか山、たしか道ありし昨日までをまぼろしにして雨音の町

テーマ : 自作短歌
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生歌会はイイっ(ひとりごと)

生歌会の生の漏れ出す声が好き。

「何そんなに怒ってんの」やら「それはそれはよーござんした」やら「なるほどーー」やら
考えてなるべく頭で整理して発っせられる評も、もちろん勉強になるけれど、それ以上に
思わず出るリアクションを見るのが好き。

ネットにはないものだ。

今日の歌

洗濯機のふるえる音の胃に重く答えを言わせる男のごとし

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今日の歌

かなしみは思い出すまい両まぶた蓋をしながら施すエステ

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今日の歌

笑うほどにも泣くほどにもない曇天が飛行機飛ばす 言うならば今

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今日の歌

透通る風を運べり健やかに憂える若き人の恋歌は

テーマ : 自作短歌
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今日の歌

ベランダの足場のむこう重く降る雨に消されて此処だけ未来

細胞が水吸い上げて花咲けるごとしも地黒に散らすスチーム

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今日の歌

繋がれた猫、庭先にどうしようもなく寝ておりて人来るまでを

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今日の歌

信ずるのうらに悲しみもちて引き返し引き返すたび遠くなる駅



以前の作った歌を具体化させました。

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ふと思うこと

自分の歌を評されたいと望むなら、どの歌とも向き合うべし。

今日の歌

塗装用養生シートが外されてカステラ色に陽は伸び来たり

幼きは会社とう仕事と思いきいつもいつも「会社」と言いしを

テーマ : 自作短歌
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五月の歌

人前に笑ってみても一弗は八十円なり昨日も今日も

怒りつつざる蕎麦食みてなお泣きて空はまるごと青く動かず

「なにをそんなに怒ることがあったの」と撫でくれる日も歌会にはある

三駅の山の表と裏までを早口にして人と別れき

ひょっこりと熱の出で来ぬ なぐり書きするかのような風が背にきて

お徳用生たくあんが減りながら熱さまシートはぬくもりてゆく

「生でないたくあんあるか」と吾が言えば「はよ寝なさい」と夫が言いおり

再燃かとおもいて首に触れる手は病名を引く辞書に届かず

食洗機の音をベッドに聞くのちはバタフライする夢に入るかも

どの先も今日までは残る今日部屋に欠詠したる五月の「塔」読む

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今日の歌

どの先も今日までは残る今日部屋に欠詠したる五月の「塔」読む

テーマ : 自作短歌
ジャンル : 小説・文学

今日の歌

再燃かとおもいて首に触れる手は病名を引く辞書に届かず

食洗器の音をベッドに聞くのちはバタフライする夢に入るかも

もうやめたと思う日は今日か今日かって思いつつ結句走り書きする





テーマ : 自作短歌
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今日の歌

雨の日の段ボール箱に居た犬の心地か 満員電車に埋もる

眠るとはゆれてゆらされひとりでに止ろうとするブランコのごと

算数のできる柴犬褒めおれば人はそんなにえらいかと子が言う

テーマ : 自作短歌
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今日の歌

人前に笑ってみても一弗は八十円なり昨日も今日も

三か月ぶりのメールに「生きてるか」とあり「なんとか」と返せばcall鳴る

子の卓に脳の絵があり矢印の「記憶障害」今日三度見き

歌を詠もうと雨に歩けば青空のような顔した夫と出会いぬ

今日の歌

話すことなければ空で映画みようガラスのはこに掬われながら

ありがたい言葉

お世辞でもなんでもなく、素直にありがたく思える言葉がある。
「有難い」と漢字で書くと「なかなかあり得ることではない」というような意味ということになるのだろうか。
(辞書を引けって思うのだけど、この言葉だけはちゃんと辞書で調べたことがない)というか、敢えて調べないことにしている~^

早く本題へ行けっ<自分

今日、塔の数少ないお友達から電話がかかってきた。
いつもは、メールで「今電話してもいいかしら?」とあってからのちに電話がかかってくるのだが、(いや、私はいつ何時でもいっこうに構わないのだけど)
突然の電話、しかもめずらしく夕方にかかってきた。

その電話はいきなり本題からだった。


「いきなり電話してごめんなさいね。でもちょっと気になったもんで」
と、何気に急いでいるよう。
「どうしました?」と聞くと、


「明日香ちゃん、最近何か気負ってない? いや、傷つけていまったらごめんなさいね。許してね・・・・・・」って「気負ってない?」の後のナマンチャラカンチャラの方がよっぽど長く、でもすぐにこの人が何が言いたいのかわかった。
それは確かに私自身も私自身の歌に対してそう感じていたからだ。
もうひとつ
「明日香ちゃんらしく、現代短歌でいくほうがいいと思うの」と言ってくれた。
それも実は私自身も感じていて、ただ、歌の内容によって使い分けたいと考えていたけれど、何か無理があるようなぎこちなさのようなものを自分でも感じていたからだ。
読んでくださる方はどのように感じているのだろう?と思いつつ、聞けず、ひとりボソボソと悩んでいた。

だから、そういう言葉をいただけたのは嬉しかった。
歌会においてももっともっと辛口のコメントが欲しいと思う。
人の歌を批評するのはむつかしいことで、勇気のいることと思う。
歌を詠うことすら怖いと感じることもある。
詠うことによって、人格否定もされかねないと思うからだ。
批評もそれと同じことを考える。
けれど、私は今日、意見を聞かせてくれたことをとても嬉しいと思った。
私の歌について、考えてくださる時間を持っていただけたということに感激した。
歌会ではなおさら嬉しい。
だって、沢山の歌の中から私の歌について、何人もの方が読み、考えてくださっていてそこに意見をいただくために数分でも時間を費やしてくださっているのだから。

例えばこんな歌

怒りつつざる蕎麦食みてなお泣きて空はまるごと青く動かず

隅っこから「何をそんなに怒ることがあったの!」と言う声が上がった。
それは、大袈裟かもしれないけれど、母が子に言うような声に聞こえた。
私は、詠うことで救われている気がしていたが、読む人に救われていることも忘れてはいけない。


今日の歌

三度会い惚れたる人を思い出す三日読み続く歌に出会いて

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