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大好きな方から

照る月に蕎麦の花いよよ白き畑誰か顔出せ死者にてもよし

墓石と竹薮照らししづかなり月を離れし月の光は

              「月の夜声」より 伊藤一彦(敬称略)

短歌は歌。伊藤一彦さんの短歌はまさに「歌」と思います。
私の大好きな歌人のひとりです。
「誰か顔出せ死者にてもよし」とは、なんとも切ない下句だけど
上句の月に照らされた白い蕎麦の花畑の絵が一首全体を暖かくしていて
とても好きな歌です。

そんな伊藤一彦さんには足もとにも及びませんでしたが、私も「月」を
詠んで第16回与謝野晶子短歌文学賞に応募させていただいておりました。



伊藤一彦氏選 第16回与謝野晶子短歌文学賞 入選

満月を連れ帰り来て差し向かい眠りつくまで「あなた」と呼べり


ちょっと思い入れ深い歌でしたので、足を止めていただけたことを
大変嬉しく思います。
ありがとうございました。






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テーマ : 自作短歌
ジャンル : 小説・文学

ありがとうございました。

「角川短歌6月号」に私の歌を載せていただいています。

「え?なんで?」

第二回角川全国短歌大賞、題詠の部にて「神戸新聞社賞」をいただきました。
それで、明日の発表会と懇親会に参加することをとても楽しみにしていたのに
この通りの体調不良で、ギリギリまで考えた末、先日欠席させていただく旨、
ご連絡をさせていただくことにしました。
懇親会では、大好きな河野裕子さんや伊藤一彦さんに遠巻きながらお会いできると
楽しみにしていたのに・・・・・・(泣)
とても残念ですが、大人しく賞状が届くのを待つことにしました。

この度は、数多くの応募の中からこのような身に余る賞をいただきましたことを
心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。



小畑庸子氏選 神戸新聞社賞

下ばかり向いて来たんだ風見鶏くるっと背を向けまだ先を指す

テーマ : 自作短歌
ジャンル : 小説・文学

イケメン4人組!

長い間、右首のリンパ節が5つほど腫れたままで引かなかったので
先週生検に出すべく、そのうちのひとつを切除してきました。

木曜日に血液内科の医師から耳鼻科に紹介状を書いてもらって
その日のうちに受診して、次の日の午後には手術台の上でまな板の
鯉状態に。
ここの病院は全体的に若い医師が多く耳鼻科の医師の平均年齢は30歳
と言ったところだろうか。

そうそう、こういう小さな手術は過去に何度も経験しているけれど
いつも病院が違う^^
「ここはどんな手術室だろぉか?」なんてことに興味を持ちながら
看護士さんに一番奥の手術室を案内していただいた。
長い通路にいくつの部屋があっただろうか。どの部屋も開けっ放しで、
だからその最中が眼に入る(汗)
その一番奥のお部屋。
古い暗い病院を一新して、とても綺麗になった病院、ここではTV
ドラマに出てくる手術室のように、有線が流れていた。
手術着に着替えて、台に乗るときは背中のマグネットはバラバラーと
外されるので、いつものように冷たくて泣きそうになるはず・・・・・・

と思いきや、なんと暖かい!!!
オオーーーッと思わず感動の声を発してしまった^^

そんなことより、待ち受けていたのは3人の看護士と4人の医師。
そう、平均年齢30歳くらいのイケメン4人組っ。
「なんだか恥ずかしいなぁ・・・・・」と思っていたらば首以外の全身を
緑色の布を何重にも被せられ、何も見えなくなってしまった。
しかし、カッコイイ声は聞こえる。
準備をする間も緊張をほぐすためか、色々と話かけてくれる♪

左手に点滴、右手に時折ぎゅーっと絞まる血圧を測るための巻物(ナニソレ)
をして指に脈を計る装置(?)などをしていよいよ術が施されるわけだけども、
点滴をしているので、私はてっきりそこから麻酔を注入するものと高をくく
っていた。
が・・・・・・悲しいことに直接首に局所麻酔を打たれた(これが一番つらい)
「えーーーーーっそこに麻酔するの?」とダダを捏ねる。
「当たり前じゃないですかー、打たなきゃそらもー痛いですよ?」と
イケメンが言う。
いや、そゆことではなくて・・・・・・何のための点滴?
としつこく言う私。
「こんなところから入れませんよ!^^」
エエーン笑ったなーっ(泣)

今風のイケメン医師も手術を始めるとなると、やっぱり緊張の声だ。
「〇〇〇子さんのリンパ節摘出術を始めます」なんて、セリフで
始まり、いよいよレーザーメス(多分^^)で少しずつ切る音がする。
執刀医は看護士に手渡して欲しい器具の名前を言う。
言うのだけども・・・・・・

「モスキートく~ださ~い♪」「あざーす♪」
「メッスく~ださ~いっ♪」「あざーす♪」
「おお?敵はこれか?これだなぁ~~♪」

ぁぁ・・・吾子もこれだろうきっと・・・・・

でも!!イケメンはお得です。
縫合に入ったらもうこっちのもんっと、事業仕分けの話について
患者の前で盛り上がってしまってもイケメンはお得です。

私はなんだか楽しい時間でしたので♪






歌集探訪Ⅱ「駅へ」

Ⅰをupしてから随分間が空いてしまってすみません。
引きたい歌が山ほどあって、全部載せてしまいそうになる。
しかも、一首一首の鑑賞記事を書こうとすればするほど
私の受けた感覚からズレてゆくような気がして、なかなか
書けないでいました。
でも、もう既にやりかけたこと。
上手く表現できないかも知れないけれど、最後まで書こうと
思う。

松村正直氏の「駅」へ


自らの吐き出した息を吸い込んでまた吐き出して閉ざされていく

天井の広さすなわちこの部屋の広さ どこに何を置こうが

雨の降る夢から覚めて雨の降る窓眺めおり車が通る


ひとり居の孤独感が、ひしひしと伝わってくる三首。
部屋には、自らの吐く息と家具。それがあるのみ。どこにも
作者自身の直接的な感情は書かれておらず、それだけに
伝わってくるものがあると思う。
一首を読む人が、きっと皆同じような景を想像することが
できるでしょう。それが松村氏の作品の一番素晴らしいところ
ではないかと私は思う。
作者と読者の間でブレることない景が描かれていて、まさに
共有することができるのだから凄いと思う。


坂道をのぼった先の陽炎のけれど僕らは比喩じゃないから

お手を触れないでください永遠が動き始めてしまいますから

語るほどに小さくなってゆく恋の日暮れ堤防に空缶ふたつ

待つように言ったら待ってくれたろう二十分でも二十年でも


恋の歌を三首(もっとあるのですよ?^^)
恋愛に於いて、消極的である。
でも単に消極的な性格なのだろうか?
それとも何かを恐れているのだろうか。
私は少し違う気がする。
自由であるフリーター、しかしながらその不安定さは作者に
クールであれと教える。
クールであらねばならないということかも知れない。
それを心の深いところで言い聞かせているように感じた。
恋愛に於いて消極的で、クールであるのも理解して欲しいの
かも知れないが、それ以上に相手を傷つけたくない。という
心の表れではないだろうかと思う。
個人的には、その目論見のない不器用さに惹かれる。


むしろ当たり前のさびしさなのでしょう食後二錠とでもいうように


と、ひとりの時には思う作者のことをそっと教えてあげたい気持ちになった(誰かに)


「駅へ」を読んでいると、風景に、人に、物に私自身もよく感じることが
松村氏の手によって短歌となっていると思うことが何度もあった。
下手糞な私に成り代わって、代弁してくれたようで凄く嬉しかった。
その一首一首の言葉選びは的確で、巧みと思う。


アパートの窓にも訪ねてくる月の淡い光の中に眠ろう

水割りの氷もみんな溶けたなら何を頼りの夜なのだろう

体臭も声も呼吸も記憶して部屋は日に日に内臓化する




五月の歌

熱のある日の多き眼に山映ること多かり今朝、樹々の鮮やか

タクシーに運ばれてきた病院の見渡す限り春の花々

春風はモロー反射を確かめる揺れるバギーに二度ほど吹いて

「ステロイドは使いたくない」と医師は言う自ら闘う顔を示して

舟底をくぐる小波のたっぷんと真昼の夢にくりかえされる

帆の先を定められずに遠く遠く流されしこと夢は引き出す

そこにあるものが消えてゆく夕暮れの寂しさに似て出逢いというもの

われの一日ひととおり聞く君の一日語られることなく夜は更ける

この人に何もできずにただ居りて静かな水と茶碗の音聞く

バイパスの小さな光揺れながら行く人帰る人々の美し



テーマ : 自作短歌
ジャンル : 小説・文学

歌集探訪

ご本人にお願いして送っていただいた歌集、
松村正直氏の第一歌集「駅へ」をもう四度ほど繰り返して読んでいます。

20代後半の松村氏の作品。
彼の四年間のフリーターをしながら日本各地を転々と移り住まれていたその
生き方は、若い男性であれば憧れる人も多いであろう。
かつて、7000円だけポケットに突っ込んで、突然に東京へと出て行った
男友達のことが思い出された。
「駅へ」ではそういった時代から、結婚するまでのそのままの松村氏に
出逢える。
それは決して綺麗ごとではなく、「自由」であることの厳しさ、孤独感が
ひしひしと伝わってくる作品となって、読者の心を捉える。


土手道のすすきよすすきどこまでも僕の忘れた人の数だけ

雲天を支えきれずに縮みゆく電信柱を責める気はない

表からしか見たことのない家が続く やさしく拒絶しながら

ネクタイをしている首としていない首 二種類の首があります

ざらざらの夕陽は窓を突き破りしばらく僕をざらざらにした

カウンターだけの小さな居酒屋に客は横顔だけを持ちよる


歌集冒頭、ラフに生きる選択をされた松村氏の生の声が載る。
タイトルは「フリーター的」であり、この「的」という言葉に
ある種、自分への挑戦のような印象を私は受けた。
又、単に勝手気ままに生きるのではなく、何か一本の「芯」の
ようなものを携えている気がする。
冷静に自身をみつめるもうひとりの自分が存在していて、容赦なく
自分に切り込む。


最初の旅は函館。


日の落ちて噴出す風の寂しさは分かれ道その右も左も

抜かれても雲は車を追いかけない雲には雲のやり方がある

エキストラばかりが歩く雑踏の空へ逃げ出せ青い風船

この風と決めて飛び立つたんぽぽの綿毛の行先を尾行せよ


特にこの最後の歌が私は好き。
このように、松村氏の旅は始まり、その物語性からどんどん
読み進めたくなる。
しかしどうかするとその読みは浅くなってしまいがちになる
ので、何度も繰り返し読むことをお勧めしたいです。

ここまで、まだまだ冒頭部分。一度に記事が書けず、何部かに
分けて書きたいと思います。今日はこのへんで・・・・・・


言葉の怖さ

連日、総理の発言にバッシングが浴びせられているけれど
いやぁ、その比ではないかもしれないが「発信する言葉」の
怖さを私も思う。

少しのニュアンスで大きな誤解が生じる言葉。
もう日本国中、言葉恐怖症に陥っていると言っても過言ではないと
この頃思う。

特に責任ある立場の人の発言が消極的になり過ぎていることの
異常さを感じています。
例えば、連日の病院通いに思うこと。

私は、受付で問診表に症状を詳しく書いた。
症状だでなく熱型表をつけたのでそれも提示した。
そんでもって、近くの開業医で診断されたのは「胸膜炎」であることも
書いた。
その上で、看護士が待合に居る私の傍にきてこう聞く。
「呼吸器外来の先生で宜しいですか?それとも別の外来が宜しい
ですか?」と。
それで「呼吸器外来で!」と決めるのは患者となる。
そして医師は「採血とレントゲンの検査をした方が宜しいかと思うの
ですが、してもいいですか?」と聞く。
「ぇぇ、お願いします」と私は応える。
その後、レントゲン写真をみて医師の診断があったのち「薬は1週間分で
宜しいですか?」とな。

私がわかるなら医者はいらん!!
とにかく治してくれ!
と思いつつも、患者である私が病院にクレームをつける患者がいることを
察して「一応1週間で様子みてみます」と応える。
この病院には限らないことだ。
「発言に対する責任」があまりに問われすぎて、責任を取る(?)人達は
とても臆病になっている。

ちなみに医師は、前回処方した「クラリス」という弱い抗生剤を変えて
「ジェニナック」をPCに入力しようとしたので、「ここの病院に来る前に
開業医にジェニナックを処方されたけれど効かなかったです」と伝えた。
というか、このことは初診外来で報告済みでカルテにも記載されてある。
「あーそーでしたか・・・・なんでかなぁ・・・・」とつぶやきながら
医師は、「ではこれで!」と別の薬を入力した。
多少なりとも、子供の頃から体の弱い私はそういう知識を持ち合わせていた
ので、こういう会話が成立したわけだけど、患者は全く知識がなくて当たり
前と思う。

ぁぁ、薬が効いている間にこんな講釈をタレているから治らないのね(汗)
しかし、政治に於いても消極的になっている昨今。
これでいいの?などと一国民は案じていることを責任を持って^^書きたい
と思う(滝汗)

PS:タイトルと記事の内容がどうも合っていない気が・・・・・(まぁ、ここはお愛嬌で^^)
それにしても、言い過ぎも濁しすぎも良い信頼関係は築けなさそうデスネ。というオチにしておきます^^

ここは病院の呼吸器外来ですぅ^^

実は私、4月の始め頃からずっと熱が下がらず、病院で検査してもらった
ところ、肺炎と診断されたのだけど、自宅療養でなんとかいけるんでは
ないかということで、真面目に薬を飲んでいました。
それで、2週間薬を飲み続けて、しっかり熱も下がったので「ヤッター」と
喜んでいたのです。

が、しかし喜びもつかの間連休のど真ん中にぶり返しが来てしまったようで
今日この日を待ちに待って、某病院の呼吸器外来へ行ってきました。
流石に連休明けということで、大勢の人がいらしており、特に内科外来の
受付のお嬢様方はスマイルもお忘れになっててんてこ舞いのご様子。
受付を済ませ、いつもの呼吸器外来へ。
みな一様にマスクをしていて私もそのうちのひとりとして、つぶらな目だけを
出してキョロキョロ。人間ウォッチングをしながら待つことに。

この病院では、天井のあたりからうすーくうすーく映画音楽が流れているので
それもちょっぴり嬉しいです。
と?そこへベビーカーを押して随分若い元気のいいお嬢さんお二人が登場!
母親らしきお嬢さんはどうやら19歳らしく(なんで知ってるねん?^^)もうひとりは
そのお友達らしい。
乳児虐待が横行している昨今には珍しく、赤ちゃんをえらく可愛がる今時の
若いママにしてはなかなか感心。ではありますが、なにせ声が大きい(泣)
マスクのしたに口を隠して、息苦しそうに皆さん(ぇぇ私も)搾り出すような咳を
なさっているこの呼吸器外来で、大はしゃぎをする19歳の母。
一応私、目だけをギョロッと動かして合図めいたものを投げかけたのですが、
全くお気付きにならないご様子。
そうこうしていると・・・・・・

なにやらママとママの友達が慌しく廊下を往復し出した(汗)
どうやら、待合廊下の端っこに立っているイケメン風男性がお目当てらしい・・・・
ママの方ではなく、ママのお友達が一目惚れした!
という内容を、そのよく通るお声でママがイケメン風男性に告げている。
それで要するにメアドをGetしたいということのようで、その旨も観客を目の前にして
堂々と告白!
男性はというと、年齢は28歳(結構な年ヤン・・・)背が高くて180センチくらいはあるだろうか。
横顔が遠くに見える程度なので、詳細はわからないがヘアースタイルはまずまずだ。
で、どうなるの??と思う間もなく、サッと携帯電話を出してきた男性と赤外線ナンチャラで
Get!!!!!

さて、ここからが面白い。
私の隣に座っていた年のころなら60代半ばのなかなかダンディーなおじさんと、その付き添いの
お嬢さんがそわそわし出した。
「ワシの娘の方がよっぽど綺麗ぞ!」と言わんばかりにせり出して、28歳男性を見ている。
その直後、スクッと立って病気を押しておじさんは、その男性に近づいて観察しに行っちゃいました。
そして何食わぬ顔で、娘のもとに戻り「うーん、なかなかええ男やったぞ! しかし、あの女の子じゃなー」
なんてドキドキするようなことを言い出した。
19歳おねーちゃんが勝つか、20代後半の親思いのおねーさんが勝つか!!

ところで、いったい19歳ママはどこがどう具合が悪いのだろう・・・・・・
と思っていたら、診察室に呼び出されて入って行った。
スキップで行ってスキップで戻る。
「ただの風邪やったわ!!! わははー」と
「センセーに美味しい物を食べてゆっくり寝ていなさいって言われたー。
そういえばまともなもん食べさせてもらってへんわ うへへー^^」
とまぁ最後まで楽しませてくれました。
2時間があっという間♪
その後自宅に帰り横になりつつ、ママのお友達の一目惚れのゆくえが気になって気になって、

というか、お願いだから早く治って~~~~(泣)
なんだか最近熱に慣れてきたような気もします・・・・・・




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